お笑い芸人ひょっこりはんが使用している音楽が著作権侵害であると話題になっていますね。
ひょっこりはんが使用している音楽は「フリーBGM・音楽素材MusMus」が提供しているフリー音源のようですが、このサイトが認めていない使用方法を管理人の許可を得ずに行っていようですね。
今回はひょっこりはんが使用している音楽の著作権について調べてみました!
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ひょっこりはんの使用音楽が著作権侵害!?
今回問題となっているのは、このBGMです。ひょっこりはんは2018年にブレイクした芸人ですが、ひょっこりはんを知らなくてもこの音楽に聞き覚えのある方も多いかもしれません。
かなりインパクトがあって耳に残るBGMです。
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ひょっこりはん使用音楽を作成したサイトの全文
ひょっこりはんに対して著作権侵害の経緯についてか書かれてページの全文です。
MusMusは、youtuberや趣味で動画を投稿している多くの人が利用しているサイトです。クオリティの高い音楽を無料で利用できますが、利用規約をきちんと守る必要があります。
利用規約をあまり理解しないまま、利用しているユーザーも多いみたいですね。ただし、今回の場合は芸能人が、自らの作品のように無断で配布して利益を得ているわけですから、MusMusの管理人が抗議するのも、もっともだと思います。
今回のお知らせを受けて、フリー音源の認識が変わってくるのかもしれませんね。
音楽素材MusMusの管理人です。
このようなお知らせをしなければいけないのは本当に残念で悲しいです。
当サイトの楽曲「sonorously box」が吉本興業の芸人「ひょっこりはん」によって使用されていますが、以下のような違反使用となっています。
著作権表記をしていない
著作権表記をしない場合の利用料を支払っていない
他の企業などに「フリー音源」として二次配布を行ったまた、mora、レコチョクなどで配信されている当サイトの楽曲を少し改変しただけのそっくりな曲は、当方が許可したものではありませんし、連絡もいただいていません。もちろん何ら報酬も受け取っていません。
http://mora.jp/artist/980276/
http://recochoku.jp/artist/2000993562/song/?sort=05以下経緯です。
2017年以前 当サイトの楽曲の使用が始まる
2018年4月初旬 規約違反動画について日清食品に確認、2次配布されていることが判明
2018年4月初旬 芸人側とコンタクト、後追いで規約に準じていただければ良い旨伝える
2018年5月末 楽曲が改変されて販売されていることに気づく
2018年5月末 上記抗議と販売停止を依頼
2018年5月31日本日 抗議から1週間何も進展なし以上から情報の公開に踏み切りました。
そもそも「二次配布」は違反の中でも被害が大きいとても悪質なものと考えていますが、きちんと対応いただければ不問にするということ自体当方の好意でしかありませんでした。
今回気づいた楽曲改変・無許可販売はそれを足蹴にされたという思いで非常にショックを受けています。ですが、吉本のような大企業のことですからおそらく著作権関連の強力な顧問がついていることでしょう。
当サイト管理人のような個人が訴訟を起こしても結果は見えています。普通に連絡して対応いただけないのであれば、もはや著作権侵害であることを皆さんに周知し認識してもらうしかありません。
以上、このようなお知らせで気分が悪くなった方には申し訳ありませんでした。
引き続きMusMusをよろしくお願い致します。
吉本興業の対応は?
この件について吉本興業はまだコメントを出していませんが、週刊誌の取材によると、現在、事実関係を確認中との回答のようです。 吉本興業なら著作権について詳しい弁護士などが顧問についていると思われます。なので、このような問題は起きないように思えますが、担当者がMusMus管理人の抗議を無視していたのでしょうか?
これについては、詳しいことが分かり次第追記したいと思います。
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二次配布って何?
二次配布とは配布元の素材を、自分のHPやCDなどで自身を発信元にして配布する行為です。この場合、誰が作成し著作権が誰にあるかわからないため、誤解を招きやすいためです。
また、自分の作品として配布すると、二次配布ではなく、著作権の侵害にあたります。
ひょっこりはんのケースですと、著作権表記をしていなかったことと、問題となったBGMをアレンジして有料の音楽販売サイトで販売していたことが問題になっています。
著作権表記をしていれば、今回のような問題にはならなかったでしょう。
フリー音源は利用規約を要確認!
イベントや趣味の動画投稿などでフリー音源を利用したい場合があると思います。
有料、無料にかかわらず著作権は存在するので、音源を配布しているサイトの利用規約を確認して、どこまで無料で利用できるのかなど事前に確認しておきましょう。
利用規約はサイトによって、全然違うので個別に確認していくしかありません。
フリー音源を提供しているサイトは個人で運営しているところがほとんどです。利用規約が分かりずらい場合は、問い合わせてみるのもいいかもいいでしょう。利用規約で認められてない場合でも、管理人から許可をもらえる場合もあります。
ネットの反応
ひょっこりはんの著作権侵害問題。
mysoundで売ってるひょっこりはん フルver.クレジットが
作詞:ひょっこりはん
作曲:ひょっこりはん/鈴木秋則
この鈴木って人、他人の曲だって知ってったっぽい? pic.twitter.com/brYNbqQpZP— hitsuo (@hitsuon) 2018年6月1日
↑この鈴木という人物は何者なのでしょうか?
ひょっこりはん事案で、「著作権を放棄してないと書いてない」みたいな、いちゃもんリプつける人がいましたが、
改めて書いときます。
「著作権は自動的に発生する権利で、著作権放棄を明示しない限りは有効です」
これはきちんと理解しておきましょう!
— カフェモカ (@white_ashes_wa) 2018年6月1日
↑著作権は自動的に発生する権利なので十分注意しましょう。
今回の問題点は?
毎年、おもしろ荘からブレイクする芸人のほとんどは何らかの音楽を登場シーンやネタで利用しているので、どこの事務所も著作権の問題はきちんとクリアしていそうなのですが、吉本興業の芸人がこのような事態になるとは正直びっくりでした。
ただ、フリー音源を使う芸人が少なかったため、フリー音源に対する認識が甘かったのでしょう。
ひょっこりはん本人や吉本興業が、MusMusの楽曲を使用していることを一言でも発信していたら、逆に宣伝になっていたので、抗議を受けることもなかったはずです。
ひょっこりはんの今後は?
ブレイク中の芸人なので、今回をきっかけに失速してほしくないですね。この話題で逆に注目度があがっているようですが。。。MusMusの管理人とはしっかり和解して、今後も活躍の場を広げてほしいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はひょっこりはんが使用している音楽の著作権について紹介しました。
フリー音源でも、著作者が著作権を放棄していない以上、使用方法によっては著作権侵害にあたるため、フリー音源の利用を考えている人は利用規約を十分確認した方がよいでしょう。
気になるのは、ひょっこりはんの今後の活動や所属事務所である吉本興業の対応ですね。
これについては詳しいことが分かり次第また紹介します!
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