日大コーチ(森ヘッドコーチ・長谷川・田中)3人が辞任することがわかりました。
選手側が、コーチ陣の刷新を望んでいるともいわれていて、コーチ陣の今後に注目されていました。
今回は日大コーチ(森ヘッドコーチ・長谷川・田中)3人について情報をまとめました。
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目次
日大コーチ(森・長谷川・田中)3人が辞任
辞任の意向を示しているのは青山学院大出身の森ヘッドコーチ、ともに立命館大出身の長谷川昌泳コーチと田中芳行コーチ。3人は内田正人前監督が外部から招へいしたコーチでした。
3人のコーチがどのような人物なのか簡単に紹介したいと思います。
森琢ヘッドコーチ
コーチ陣の中でも内田前監督に一番近いと言われています。
青山学院大学、日本女子体育大学の出身で、現在は日本大学の講師もつとめています。ニュース記事では外部の指導者という紹介ですが、この人はスポーツ科学部競技スポーツ学科の先生ですから、本来であれば学生を守るべき立場の人だったはず。
講師もやめて辞任ということは、大学を去るのかそれともコーチをやめるのか、明らかになっていません。
長谷川昌泳コーチ
長谷川昌泳コーチは、大阪府出身で大阪産業大学附属高等学校でアメフトを始めました。立命館大学パンサーズではエースレシーバーとして活躍、関西学生リーグのパスレシーブ獲得ヤード第1位を獲得。
卒業後はNFLヨーロッパでプレー。ライン・ファイヤーから2006年にアムステルダム・アドミラルズに移籍。2006年、松下電工インパルス(現パナソニック電工インパルス)に入団。西地区新人賞に選ばれるなど輝かしい経歴の持ち主です。
2012年に現役引退し、2013年に日本大学フェニックスコーチ就任しています。
もう10年以上更新していませんが、現役時代に書いていたとみられるブログがありました。
田中芳行コーチ
田中芳行コーチは記者の質問に対して逆切れして炎上した人物です。
経歴について調べてみたところ2018年の今年で34歳で、静岡県の知徳高等学校を卒業後
立命館大学に進学しアメフトの選手として活躍します。
高校時代から彼の評判はあまり良くなく後輩に対して、かなり荒っぽい指示をすることで知られていました。
以前は立命館大学でコーチをしていたのですが2011年に、日大のコーチに就任。
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3人のコーチは内田前監督のお気に入りだった
今回、辞任した3人のコーチは内田前監督が外部から招へいしたこともあって、監督と非常に近い関係でした。特に長谷川昌泳コーチと田中芳行コーチの2人は内田前監督のお気に入りで、部員達は2人のコーチに近づかないようにしていたそうです。
目をつけられてしまうと、ターゲットにされ理不尽な指導を受ける可能性があったのでしょう。
2人ともまだ30代の若いコーチです。年齢的にも選手に近いはずなのに。選手を守る立場にいなかったのが非常に残念です。
森琢コーチの処分理由はなぜ?
先日、関東学生連盟が内田前監督と井上前コーチについて「除名」の処分を会見で公表しました。この2人はタックルを宮川選手に指示したことによるものですが、直接関わっていない森琢ヘッドコーチに「資格剥奪処分」が下された理由が気になった方も多いのではないでしょうか?
森コーチは、反則タックルに関して直接的な関与はなかったと言うことですが、タックルの指示が内田正人監督出ていた事実を知りながら宮川泰介選手を出場させたことが問題視され、この度の資格剥奪処分となったようです。
反則行為を止めようと思えば止められたのに、見て見ぬふりをした責任は重大と判断したのでしょう。
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除名と資格剥奪の違い
森琢コーチが受けた「資格剥奪」と内田前監督、井上前コーチの「除名」は何が違うのでしょうか?
どちらも同じような意味に思えてきますね。調べたところ、「除名」は最も重い処分で、永久的に指導者として復帰することができなくなります。それに対して「資格剥奪」は監督やコーチとしての資格を剥奪されるものの、復帰の可能性があると思われます。
ただし、このような処分をうけたコーチを雇ってくれる大学やチームがあるのでしょうか?連盟としては処分に差をつけていますが、いずれにしても、指導者として復帰は難しいでしょう。
コーチの暴力が日常的に行われていた
あるテレビ番組では、日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題を特集していましたが、ここでは元部員の証言が紹介されていました。
証言したのは昨年までアメフト部に所属していた男性で殴る、蹴る、つねる、はたく、投げ飛ばすといった行為が日常的に起こっていて、「お前次はないぞ」と常にプレッシャーをかけられていたそうです。
練習ではコーチのイライラの矛先が誰に行くのかみんなピリピリしながら練習をやって、一人がターゲットになった時は今日は俺じゃないのかみたいな日々だったそうです。
この証言が本当なら、タックル問題以上に大きな問題だと思います。
さらにひどい状況もあったようで、顔面を壁に叩きつけられて、おなかを殴られてうずくまっているところに背中から肘打ちされたりと、指導ではなく犯罪レベルです。
他にも選手自身や選手の親を罵倒するなど、言葉による暴力も日常的にあったようです。
今回の3人のコーチがかかわっていたか、明らかになっていませんが、こちらも徹底的に解明してほしいと思います。
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日大アメフト部大量退部に関わっている?
年日大アメフト部で20人ほどが退部したようですがその原因の一部がコーチによる暴力があったと関係者が答えたようです。
その内容は、コーチに殴られて耳の神経が麻痺してしびれが出てきたそうです。
その関係者が言うには、部内で手を出すのはコーチでそれが暗黙の了解だったそう。
そしてその暴力がはじまったのは、なんと内田監督が監督に就任してからだといいます。
一昨年、日大アメフト部が4位と低迷していたことから内田監督が再就任。内田監督に変わってからは、コーチ陣は、選手に寄り添うというよりも監督の顔色を伺うようになったとか。
そして関係者によると、コーチに殴られた選手はけがをして病院にいきましたが、部内向けには、なんと練習による脳しんとうということで発表されて隠蔽されました。この暴力行為は表沙汰にはならなかったようですが、昨年1月以降には20人ものアメフト部員が退部します。
そしてその原因の一部が暴力行為によるものということらしいです。関係者によると日常的に暴力やパワハラがあってコーチには逆らえない状況だったそう。
では、こんなことをしていたコーチは誰なのでしょうか?
現在、この3人なのか、他のコーチなのか明らかにされていませんが、詳しいことが分かり次第また追記したいと思います。
日大アメフト部員声明文をコーチ陣が妨害
5/29日に日大アメフト部の部員選手一同が声明文を発表しましたが、当初は、内田監督や井上コーチからタックルの指示があったこと、再発防止策としては、すべてのコーチの退陣要求などもあるそう。
それに対して、コーチ陣は、声明文を出したら、自分たちの首をしめるぞというような発言で妨害を受けたそう。
選手たちが声明文を出すためのミーティングをしていたところコーチと弁護士が訪れて先程の発言をしたとのことです。
さらに別の日には、隣の部屋にコーチ陣が集まってミーティング中の選手たちを6時間もずっと監視していたそうです。
声明文の内容に監督やコーチ陣の指示に対して直接的な表現がなかったことからコーチ陣から妨害されたことが原因ではという声もあがっています。
この妨害こそが内田前監督や、コーチ陣がタックルを指示したということを認めるということにもなるかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょう?
今回は日大コーチ(森ヘッドコーチ・長谷川・田中)3人について情報をまとめました。
3人含めコーチ陣の今後はどうなるのか?どのような監督・コーチを迎え入れるのか気になりますね。
また新しい情報が入り次第紹介します!
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