是枝裕和監督作品「万引き家族」でがカンヌ国際映画祭で、最高賞となる「パルムドール」を獲得して話題になっていますね。

是枝裕和監督は海外からの評価が高く、映画の以外に多くの映像作品に携わっていることで知られていますが、
監督本人や家族の情報については、あまり知られていないようです。

家族をテーマにした映画を多く作っているので、自身の嫁や子供のエピソードなんかも元になっているのでは?気になりました。

今回は、是枝裕和監督の嫁や子供の情報や韓国との関係について調べてみました!




是枝裕和監督の嫁や子供はどんな人

これだけ、有名な是枝裕和監督ですが、実はほとんどといっていいほど、嫁や子供の情報が見つからないんです。結婚されていて娘さんがいることは、確かなようです。

情報がないので、嫁さんや娘さんも一般の方のようです。同じ業界の方だったり、芸能活動していたら、名前がでてくるはずですもんね。

是枝裕和監督の作品は今の家族というより、監督の生い立ちがベースになっているようです。

ちなみに、「海よりもまだ深くに」という作品は、自身の生い立ちエピソードが元になっていて、実際に住んでいた団地で撮影を行っています。
ちょっと暗い感じの映画が多いので、今の生活は映画とは少し違うのかもしれません。




是枝裕和監督のAD時代がヤバかった理由

今、名実ともに日本を代表する映画監督ですが、若い頃は、番組制作会社でADとして働いていました。

意外なことに当時は、仕事に対して情熱がなく、かなり暗かったそうです。しかし、そのころから映画に対する情熱は凄く、AD時代には自分でカメラを買い、3年間も長野の伊那小学校に通って自主制作の作品を作ったそうです。

長野までの移動や時間を考えると、かなりのお金と時間を費やしたのではないでしょうか?

この経験が今の映画づくりに生きているのは間違いありません。

好きな仕事こそ、本気で取り組む姿勢が今の成功をつかんだのかもしれません。

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是枝裕和監督と韓国の関係

是枝裕和監督を検索していると、韓国という単語がでてきます。

ネットでは、有名人に対して在日かどうか、検索する人がいるのですが、どうやら違うようです。

是枝裕和監督の作品は韓国でも人気で、ニュース番組に出演したこともあるそうです。

「そして父になる」「空気人形」「歩いても 歩いても」などの作品は韓国でも有名で韓国の映画関係者から高く評価されていて、韓国メディアからインタビューを受けています。
ちょうどその時の動画を見つけたので紹介します!

福山雅治さんと一緒に韓国でインタビューを受けた時の動画です↓

また是枝裕和監督も韓国の俳優や韓国映画界のことを評価していること、これまで受けた取材の中などで答えています。

是枝裕和監督が韓国人で反日の噂の真相

是枝裕和監督をその後もいろいろ調べていたら、「韓国」の他に「反日」といったキーワードが出てきました。

これは一体どういうことなのでしょうか?

是枝監督は、大学卒業後に番組制作会社に入社。TV番組のADをしながらも、「ドキュメンタリー番組」の演出を手がけていました。

このとき担当していたドキュメンタリー番組の内容に、「日本人になりたかった」(1992年)というタイトルのもがあり、内容は在日韓国人の苦悩を描いた作品でした。

この番組の中では「在日外国人の中でも特に朝鮮国籍の人は、確かな根拠もなく危険視され続けている」というナレーションが入っていたため、「反日」というレッテルを張られてしまったようです。

それが、なぜ「反日」として非難されるのか、個人的には理解できませんが、いわゆるネトウヨと呼ばれる人たちにとっては是枝裕和監督は反日扱いされています。

今回のパルムドール受賞もその人たちには、面白くなかった(?)ようで、ネット上には多くの書き込みがありました。

また監督の映画に韓国人女優ペ・ドゥナさんを主演に抜擢したり、韓国系のルーツを持つと言われる役者を積極的に起用してきたことも韓国系反日と言われる理由のようです。

ただ、是枝監督のルーツは鹿児島らしいので、韓国系という情報は間違っていますし、韓国寄りというわけではなく単純に映画をとおして差別や偏見をなくしたいという気持ちが強いのだと思います。

ちなみに、鹿児島がルーツであることはご本人のツイートでも明らかになっています↓

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若手映画監督の育成に熱心

是枝裕和監督は若手の映画監督をサポートすることにも力を注いでいます。

過去に受けたインタビューでは、日本映画は国内だけでなく、もっと海外に目を向けるべきだと指摘しています。

公的資金を使いカンヌ映画祭で、くまモンと一緒に写真を撮っていることを批判。
そのお金で若手の映画監督に使えば100人に、カンヌ映画祭を経験させられると発言しています。

自分の作品のことだけでなく、日本映画界全体のことを考えているって本当凄いですよね。

日本映画界で若手の監督たちが活躍できない原因には、映画が売れても監督にほとんど配分がいかないの問題もあって、なかなか若い映画監督が育たないそうです。

子役の自然な演技を引き出すのが上手い

是枝裕和監督は子役の自然な演技を引き出すのが上手い監督として知られています。

例えば、子役に台本を渡さないとか、子役が演技する時には途中で切らず、引き続きカメラにおさめるそうです。

基本的には自由に演技させて、無理やり演技を教えたりしないそうです。

大人の俳優なら、与えられた役をうまく演じることはできます。子供の場合は、無理に自分とは違う人物を演じさせるとどこか、ぎこちなさがでてしまうかもしれません。

また、子役の個性に合わせて、接し方も変えているそうです。

特に、福山雅治さんが主演の映画「そして父になる」は子役の演技が素晴らしいです!

パルムドールを受賞した「万引き家族」

今回、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した「万引き家族」ですが、2018年6月8日公開予定となっています。

東京の下町を舞台に祖母の年金と万引きで生計を立てる貧しい一家を主役にした物語。

親の死亡届を出さずに年金を不正に貰い続けていたある家族の実際にあった事件をもとに、作り上げた映画で、
是枝裕和監督は構想に10年をかけたそうです。

こちらが予告動画です↓

受賞に対するネットの反応

「万引き家族」のパルムドール受賞に対するネットの反応を紹介します!

↑監督と出演者の仲の良さが伝わってくる素晴らしい写真ですね。


↑続けて大きな賞をとれるなんて本当にスゴイと思います。


↑作品の素晴らしさだけでなく相性もありそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、是枝裕和監督の嫁や子供や作品について紹介しました!

嫁さんや子供の情報は見つかりませんでしたが、今回のパルムドール受賞を誰よりも喜んでいるに違いありません。

「万引き家族」の公開は6月8日なので、また気になる情報が入り次第紹介していきます!

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